PWKに限った事ではないですが
まず油面の確認とチョークバルブ、ニードルバルブの確認を。
油面の方は過去に載せた記事でチェックしてもらえれば。
そしてチョークバルブ(正確にはこのタイプはプランジャーと言うらしい)の密閉度です。
閉まっていても密閉度が悪いとアイドリング時にガスを吸ってしまい濃くなりスロージェット
の番手を迷わすかもしれません。
ペン先のノズルからガソリンを吸い上げます。↓
(画像は分かりやすいように引っ張り上げています。)
プランジャーがしっかりと栓をしていなければ負圧によってガソリンが吸い上げられてしまいます。
ちなみにプランジャーが締まっていてもエアーは流れる仕組みです。でもガソリンは遮断。
エアスクリュー、エアーの通路のお掃除。
過去にチェックした時エアスクリューを外して光を当てて見ると穴が1/3程汚れで詰まっていました。
ちっこい穴です↓
当然そのような状態でエアスクリューをクリクリ回してもエアー流入と
スクリューの回転数がちくはぐになってスロージェットの番手に迷いが出るかと。
Made in Japanの新品ケイヒンPWK28ならまず問題ないと思いますが中古品は確認した
方が良いと思います。まぁ中古品は全バラ掃除が基本ですねぇ。
そしてロケットのような形をしたニードルバルブ。
黒くとんがった部分の摩耗でニードルバルブが閉まっていてもガソリンが流れて
オーバーフローってのもありますけども、反対側のぽっちり部分。
スプリングでぽっちり部分が反発運動。油面調整やオーバーフローの影響あるかも。
スプリングのヘタりも注意です。
2つのキャブレターからニードルバルブだけを交換したらスプリングのヘタりを
確認できました。
ちなみにワタクシはプロではないので参考程度に〜
次回はアイドリングにおけるガソリンを吸い上げる経路についてです。
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